2016年7月13日水曜日

南洋問題について

うわ、なんか久々だわぁ。何年かぶりに投稿。定期更新してる人はすごいと思います。
ま、そんな訳で、今話題のトピックに関してちょっと思ったことを書いてみます。
昨日、南シナ海の領有権に関する国際裁判所の判断が出ましたね。これがいかなる問題か、というのは長いので置いておきますが、とりあえず中国の領有権に対する主張が退けられた、それに納得できない中国がどうやら判決を無視するするらしいです。
金と軍事力を背景に横暴を重ねる、というのは現在の中国に限らず歴史上多々ある話なので、まぁ、人間は進歩しないね、ということなのでしょう。
ここで問題なのは、これまで法というものルールの則って交渉、権利を主張してきた国々、当然中国も、例えば国連憲章に則して常任理事国としての権利を行使してきたわけで、その法によって出された結論を遵守しない、と言っちゃった。これ、かなりやっちゃいけないことだと思うのです。法、って何?
法を遵守しないというなら、法によって与えられた権利も放棄しないといけませんよ、と。ああ、まるで昔の日本を見ておるようだ...
しかも、中国の主張によると、歴史的権利、つまり中国人は何百年もの間南シナ海で活動してきた、密貿易、密漁...この際なんでもいいです、それが否定された、という。いかにも中華思想的、というか、面白い主張だとは思うのですが、国際社会では通らない。当然です。それがありなら、中国含め、世界の半分くらいモンゴルに帰属してしまう...ヨーロッパはほぼイタリアか...いや、ここはあえて世界人類の始祖はアフリカ人らしい...とはならんですよねぇ。
で、ここで本題なんですが、歴史的に、というのなら、そもそもチベットはおまらのもんじゃないだろ!満州や内モンゴルも返せよ!
という訳です。
あれ、そう言えば、以前、昔ここ俺住んでたから、とか言って無理やり中東のど真ん中に国を作った人たちがいたような...それを支持した人達、誰だっけ?グダグダ言う権利なくね?